四ツ目垣の制作 飯田市
niwakuma
こんにちは!ニワクマです。
今回は垣根(四ツ目垣)を制作してまいりましたので、ご紹介します。
天然の青竹を使って垣根を作ってほしいというお話をいただきました。田舎の風景になじむ垣根にしてほしいということであまり飾らないスタイルの四ツ目垣を選びました。
お客様情報
エリア | 飯田市 |
作業内容 | 垣根(四ツ目垣)の制作 延長45m程度 |
ご要望 | 天然の竹で作ってほしい! 田舎の風景に合うような垣根にしてほしい。 |
竹の採取から完成まで
竹垣の制作依頼を受けてから暫くの間、家から車で出かけるたびに✨垣根で使えるいい竹がないか✨竹林を探す日々を送り、当てを付けては地主様に交渉して竹を採らせてもらいました。垣根の延長が45mあるので立子の材料(縦に使う竹)だけでも200本以上は要る計算です。採ってきては枝を落とし、強く曲がった竹は除いて立子の長さに切りまくって胴縁(横)と立子の材料を揃えていきました。
間柱(支柱)は防腐剤注入の材を選び、見た目を良くする為と防腐効果を増す為に焼きを入れました。バーナーで材に焼きを入れたことはありましたが、数が多かったので火を焚いて焼いてみました。均一に焼きを入れるのが難しかったですね。炭化層を作って防腐効果を上げるので炭化層はそのままに。「炭付き」ってやつです。最初は触ると黒くなりますが…
材料が揃ったら垣根を組み上げていきます。間柱を等間隔に立てた後、胴縁を取り付けていきます。竹の向きに注意し、出来るだけまっすぐに見えるように取り付けていきます(写真の奥の方は曲がって見えますね、この後直しました💦)。売られている竹は矯正していると思いますが、地産で採りますとまっすぐな竹はなかなかないですね。
四ツ目垣の完成
立子を表裏交互に取り付け、棕櫚縄で1000箇所くらい縛って完成です。天然の竹は表情が優しくて馴染みますね。
少し曲がってます??
でも完全じゃない天然の優しさが田舎の風景に合ってるのではないでしょうか。
地産地消万歳!
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